トップメッセージ

わたしは日高高等学校を卒業後、青山学院大学理工学部経営工学科に進学。その後、もともと得意であった料理の道に進むため大阪北浜の花外楼にて4年間、料理の修行をしました。

その後、「自分がやりたいことは何か」を考えた結果、経営することにチャレンジしたいという気持ちが強くなり家業である朝日楼を継ぐ決意をしました。

最初は料理の知識があっても経験がないことで自分の思うようにいかないことや失敗もあり大変な時期もありましたが、実践で経験を積んでいき徐々に、自分がやるべき仕事のスタイルが見えてきました。

旅館で懐石料理を提供することはスタンダードなスタイルだと思いますが、お客様に美味しいものをより低価格でご提供するにはどうしたらよいか?を考えるようになりました。

そこで気づいたことは、多くのお客様は県外または都市圏から来られ懐石料理は普段料亭に行けば食べることができ特別なものではないと思ったんです。そこで地産地消の豊かな食材にこだわった料理こそがお客様にとって非日常ではないか?と考えるようになりました。

そこから懐石料理という形にこだわるのではなく伊勢海老・ふぐ・クエ・クツエビなど「みなべの食材」を使った料理にこだわり提供するようになりました。

今では毎日市場から新鮮な魚を仕入れその日その日に提供する料理を考えてご提供しています。

鮮度のいい地元食材で勝負するスタイルに変更したことで、味、コストパフォーマンスも改善されご宿泊頂いたお客様の反応もよくなり、手応えを感じました。

そこで、この強みを弁当でも展開することはできないか?と思い、仕出し弁当事業を2016年より本格的にスタートさせることにしました。低価格で鮮度のいい食材にこだわった仕出し弁当は他では提供していなかったスタイルで当初はメニュー作りや準備など大変な時期もありましたが、お蔭様で、最近ではリピート客や口コミなどで注文が増えてきています。

今後は、和歌山市内にセントラルキッチンを設けスタッフも増やしてさらに多くのお客様にご提供できるようにしていきたいと考えています。

朝日楼では、旅館業、飲食業、仕出し業のサービス業務を行っており最も大切な資源は”人”です。そのため私達は、全社員に経済的な安定や豊かさを提供するとともに、仕事の場での自己実現を通して「生きがいや働きがい」といった人間としての心の豊かさも提供できる職場環境づくりに力を入れています。その取り組みの1つとして、「働き方を選択できる制度」を取り入れました。
仕事だけではなく、プライベートも充実させるために一人一人のライフスタイルにあった働き方を実現するとともに、働いていて楽しく会社に誇りを持てる会社をめざし日々改善しておりま
そのため、もしご縁を頂き弊社に勤務して頂いた場合、会社の在り方で不満がでましたらぜひ私に仰ってください。皆様の一つ一つの声を真摯に受け止め必ず会社として改善致します。